物語る亀の日常

井中カエルが日常のことについて適当に喋るブログ

購入&注目の個別株〜投資スタイルと銘柄選定のポイント〜

 

今回は個別株投資のお話ということですけれど……

 

インデックス最強論に対して争おうのコーナーだね

 

カエルくん(以下カエル)

こんなマシュマロが届いておりました

 

 

というわけで、それに答えていこうというコーナーですね

 

カエル「もちろん、全部を教えられるわけではないけれど……どういう株を狙っているのか、あるいは個別株投資ってどうなの? という意見に対しての回答となります」

 

主「こんな意見もあるんだな、くらいで聴いていただければ幸いですってなわけで、スタート!」

 

 

投資スタイルについて

 

基本は『長期』『集中』『日本株

 

まずうちの個別株投資スタイルについて説明していきましょう

 

『長期』『集中』『日本株』に今は注目している

 

カエル「株というと毎日トレードしているという印象があるけれど……」

 

主「そんなことは基本しないかなぁ。

 買うのは年間でも……どうだろう、30日もないと思う。

 売るのはもっと少ないんじゃないかな?

 長期の方が安定して増えるという印象だ」

 

短期トレードよりも中長期で挑む

 

基本的に株式は『短期トレード』『集中投資』『一括投資』だと、投資結果が上下しやすい

 

 

インデックスの『長期』『分散』『積立』の真逆だね

 

個別株だから集中なのは当然として、なんで『長期』なの?

 

短期よりも長期の方が読みやすいんだよ……

 

主「この辺りは株をやらない人には、感覚的にピンとこないかもしれないけれど。

 明日の株価がどうなるかはわからない、1ヶ月後もわからない……けれどまあ、5年後とか10年後はなんとなくこういう方向に行くんだろうなっていうのは見える」

 

  • 日本を含めて世界は少子化だから、消費者が減って株価は減りそうだなぁ
  • ただ世界的にインフレは加速していてこの流れは続くだろうな
  • 中国はチャイナリスク&デフレだからアジアでは日本が再評価される流れだろう
  • AIやデジタルが発展しているだろうな
  • インドとかめっちゃすごいだろなぁ

 

そういうふうに考えて、株を買っていけば、長期的には上がるだろうという考え方なんだね

 

短期トレードと長期は、全くルールが異なるんだ

 

主「短期トレードは相手(市場)の心理を読みながら売買を繰り返すゲーム。

 長期はファンダメンタル(市場や企業の数字)を読み解いて将来を予想するゲーム。

 全く異なるけれど、自分は中長期の方が合っているかな」

 

円安で海外株は買えない

 

ちなみに日本株中心ということだけれど海外は?

 

今は買わない……買えないよね

 

カエル「やっぱり円安だから?」

 

主「今後どうなるかわからないという前提はあるけれど、近年のデータを見ると1ドル150円ってめっちゃ安いから、今後円高の可能性の方が高いと考えている。もちろん、ハイパーインフレのように戻らない可能性だってあるけれど、アメリカがこのままずっと金利が高い状態だとは思えない」

 

円高になると株価が変わらなくても150円→120円になるだけで、2割減っちゃうからね。

 

主「インデックスは超長期のつもりだから気にしないけれど……個別だったら買えないから日本が中心になる。

 逆に言えば今が2010年くらいの超円高だったら、迷わずアメリカか中国だよね。

 ただ、それは結果を知っているからだけれどさ」

 

個別株について 

 

買っている個別株と狙っている銘柄の特徴

 

では、うちが買っている買っている個別株で、言えるものはこちらです

 

  • カバー株式会社
  • ノバシステム

 

カバーはもう、ずっと公言してますね

 

カエル「えっと……Vtuber事務所のカバーは何度も語っているけれど、もう1つは知らないよというツッコミがありそう……

 今回はこの2銘柄だけとさせてください」

 

主「もちろんカバー以外も買っているけれど、個別で今持っているのは4銘柄だけ。そのうち2つを公開します。

 もちろん、手を出した個別株はいくらでもあるけれど、その中で4銘柄に行きつきました」

 

 

個別株の判断基準

 

カバーは後日語るとして、ノバシステムってどうやって決めたの?

 

繰り返すけれど、うちはファンダメンタル(企業業績など)重視の中長期投資(半年〜年単位以上保有し続けて基本売らない)なのだけれど、下の項目を見て決めた

 

  • 低PBR、PER
  • 時価総額500億円以下
  • 成長株で赤字の年度がない
  • 上場して半年以上、5年以内
  • GX、DX、製薬関連銘柄

 

 

1つ1つ解説していきましょう

 

簡単に言えばうちは『上場して間もない、若い高成長割安株』狙いってところだね

 

① 低いPBR、PER

 

いわゆる割安株ってやつだね

 

ここは超基本なので、絶対注目するね

 

カエル「低PBR、PERというのは株価の割安感を示します。

 会社が持っている資産に対して株価が何倍なのかを示すのがPBRです。

 例えば純資産100億円の会社が、株価の合計である時価総額100億円であればPBRは1.0倍となります。

 1倍以下の企業は……例えばPBR0.5倍の企業は100億円の価値があるものが50億円で売っているようなものなので、めっちゃお得なのがわかりやすいでしょう。

 PERは純利益に対しての株価の評価になります。例えば純利益10億円の企業があり、時価総額が100億円ならばPERは10倍、ということになります」

 

この2つの指標は株の価値を示すので、めっちゃ大事なんだ

 

主「やっぱり、値段が高いものはその分下がる可能性があるから、怖いよね。

 元から安ければ暴落しても下がる余地は少ない。株っていうのは、倒産しない限りは0になることはないけれど、割高であればあるだけ下がる余地は大きいし、上がりにくい。

 逆に割安であれば下がりづらいし、上がりやすい。

 だからここは確実に注目する

 

時価総額が少ない中小型株

 

ここは意見が割れそうだけれど、トヨタとか任天堂みたいな株はそもそも興味がないんだ?

 

安定感はあるだろうけれど、大きく稼げるチャンスはないだろうからね

 

カエル「時価総額が大きいということは、それだけ多くのお金がその会社に集中している、ということです

 

日本で1番大きいのがトヨタで2024年3月24日現在で63兆円になっています

 

時価総額が大きい企業はプロの場所だと自分は考えている

 

主「もちろん、個人も買えるけれど……時価総額が大きいと安定感はあるけれど逆に言えば増えていかない。

 時価総額を100億円の企業が200億円になることは、10兆円の企業が20兆円と同じ2倍だ。

 だけれど、前者の方が明らかに達成しやすいように見えるでしょ?

 

ただ、実際はトヨタは1年で2倍、任天堂は1年で1.6倍になっているけれど……

 

これは本当に凄いことだと思うよ

 

主「時価総額が大きい企業がさらに増やすのは大変なんだけれど、それを達成したからね。

 結局株価って人気投票だから、確かに大きい企業が目立つというのはある。

 ただし、だからと言って今から入るのはめっちゃ怖いので、自分は絶対に入れない。もっと安い株を探す。

 時価総額が大きい企業はプロも含めた色々な人が徹底的に分析しているから、お得感がないから自分はやらないけれど、ここは好みの問題かもしれないね

 

③ 成長株で赤字の年度がない

 

これはわかりやすいね

 

もう基本だよね

 

カエル「どれほど注目を集めていても、赤字があったら意味がないと」

 

主「株って不思議で中には赤字だけれど人気のものもある。特に今ならば宇宙関連とか、あるいは創薬ベンチャー系は当たれば大きいから、赤字でも人気があるので、大勝ちをするならば狙い目だ。

 だけれどさすがにそれは怖いから、自分はやらない。

 利益は増えていて赤字がない企業を探して、それを買う」

 

 

④ 上場して半年以上、5年以内

 

こはちょっと特殊かな?

 

上場したてって、適切な評価をされていないという感覚なんだよね

 

カエル「先ほどの時価総額が大きい企業は買わない』に近いのかな?」

 

主「そうといえばそう。

 こういう若い企業は伸び代もあるし、相場が適切な評価ができていない時も多い。

 また小さい株だとプロもいないし、海外勢は見向きもしない。

 危険性としては株式用語のリスク、つまり値幅の大きさが激しくて、一気に落ちる可能性もあるけれど、一気に上がる可能性もあるんだ。

 確かに下がる危険性もあるけれど、先に挙げた低PBR、PERの企業を選べば下がる余地は少ないから、むしろ買い時って評価になるね

 

ちなみに上場して半年というのは?

 

上場したての時は大手の株主のロックアップ(売れない期間)があるんだよ

 

カエル「大株主がいきなり市場に介入すると株価が暴落するので、売りたくても売れないように契約するシステムだよね」

 

主「高い時に買ってしまって、一気に落ちる可能性がある。

 ロックアップには条件があるけれど、中には半年くらいしたら売っていいよ、というものある。それは公開されているんだけれど、見逃しもあるし……

 何より上場したて、つまりIPOの株は株価が不安定すぎてさすがに危ないので、半年くらいは様子を見るかな

 

⑤ GX、DX、製薬関連銘柄

 

GX(グリーン・トランスフォーメーション)と、DX(デジタル・トランスフォーメーション)と製薬関連だね

 

ここは今、投資するならば注目のポイントだよね

 

カエル「GXは環境に対して負荷のかからないクリーンエネルギーを目指すこと。

 DXはデジタル化を推進して、様々な効率を良くすることですね」

 

主「この2つは政府も推進しているし、岸田政権でも何度も言及されている分野である。

 世界的にも注目を集めており、推進するために予算がたくさん出る分野だとも言える。

 あとは製薬だけれど、ここは今後世界的な高齢化社会を迎えるのは確実だし、その社会では医薬品が特に重要になる。

 医薬品は大手&海外がめっちゃ強いんだけれど、自分の場合は医薬品原料メーカーを狙っているかな」

 

ブームを後追いするのは危険

 

ちなみに半導体は?

 

ずっと言われていて、今は火を吹いているけれど……いや〜、もう遅くて怖くて買えない

 

カエル「AIブームもあってめっちゃ上がっているもんね」

 

主「市場はブームがあるんだけれど、それは確かに儲けるチャンス。前も語ったけれどバブルっていつかは弾けるんだけれど、バブル中はめっちゃお金が増えるのも事実で、買いたくなる気持ちはわかるけれど……さっきのPBRの話と繋がるけれど、上がりすぎた株は下がる時も早くて激しい。

 アメリカだけれどエヌビディアは……利益も爆伸びしているから将来的に割高かはわからないけれど、自分はかなり危険に見えて買えないし、日本で爆上げしている株は今は全部無視かなぁ」

 

ブームは去るものだから、それを追うのは遅いと感じる

 

主「2022年くらい? にメタバースブームが来たけれど、今はメタバースなんて言っている人、ほぼいない。自分はまだまだメタバースが好きだから投資対象だけれど、誰もが口にするレベルになったら、もう遅いと判断して買わないかな」

 

 

 

銘柄選定方法

 

具体的な選定方法

 

ここまでは基準はわかったけれど、選定方法は?

 

単純に株を見ていくんだよ

 

カエル「ノバシステムはどうやって決めたの?」

 

主「今年……2024年の1月、年始かな、そこで2023年上場企業のチェックをしていたんだよ。

 全部頭から見ていって……と言っても96社のうち、上場して半年だから半分くらいかな?

 その中で1番いいと思った会社」

 

1月時点のデータをとっておいてないですが、上記の条件に全て該当したんだよね

 

結局、買うのって1社だけだからさ

 

主「10社とか買うなら大変だけれど、1社だから、最後はピンときた株を買えばいいだけ。

 もっと上場の時間軸を伸ばして5年以内に上場した企業全部調べるとかすれば、確かにもっといい株を見つけられるかもしれないけれど、それは自分には無理。

 だから、1年間……何なら半年に絞って、買う企業を探す。

 で、買ったら基本的にはずっと保有

 よく言われるシナリオが変わるなどの理由がない限りは、売らないというのが、自分のスタイル

 

結果から言うと、その後決算が良くてかなり上がりました

 

とはいえ、これは運だけれどね

 

主「あとは、これは『よくわからない業界の話』だからね。

 カバーは上記の条件にあんまり該当していない部分もあるけれど、ここは『よく知っている業界&企業』だから話は大きく変わる。

 カバーに関しては次の記事でガッツリと語っていきましょう」